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『仮面ライダーV3』Blu-ray BOX発売記念 宮内洋&中屋敷哲也 囲み取材レポート

ライター:ハイパーホビー編集部/阿部雄一郎
2017年12月19日更新

 2018年4月より発売される『仮面ライダーV3』Blu-ray BOX。その特典映像の収録に訪れた、仮面ライダーV3/風見志郎を演じた宮内洋さんと、仮面ライダーV3のスーツアクターを務めた中屋敷哲也さんが囲み取材に応じてくれた。


ーー中屋敷さんはV3をはじめとした数々のヒーローを演じてこられたと思いますが、それぞれのヒーローにちょっとずつ違いがあると思います。V3の場合、気をつけたことややるにあたって何か参考にしたものはありますか。

中屋敷 1号、2号をやってからV3なんですが、1号、2号はほとんどやってないんです。V3が私がメインで演じた一番最初ですから、そういうのを考えるとか余裕もないくらい。うちの殺陣師で高橋の頭(大野剣友会・高橋一俊さん)っていうのがいたんですが、あの人のお人形さんのようでしたね。回し蹴りはこうだ、振り向きのポーズはこうだって、言われた通りにやっていました。皆さんからすると1号、2号があってV3だから、どんどん慣れてきているのかなっていう錯覚に陥るのかもしれませんが、V3は本当に自分のデビュー作みたいなものですから何の余裕もなかったです。みなさんV3を格好いいって言ってくれますが、僕にとっては出来栄えはまだまだで、そんなことを考える余裕もなかったような作品ですね。

ーーいろいろなポーズもあったと思いますが、ご自身で考えられたものはないのでしょうか?

中屋敷 あれは全部殺陣師が考えています。全部真似してるだけです。回を重ねるごとに、いかにそれを自分のものにしていくかっていうところですね。そんな感じでやってましたね。

ーー宮内さんとご相談されて演技をすることは当時はありましたか。

中屋敷 セリフくらいですね。これは宮内さんからお願いしますよ。

宮内 第何話でしたかね。マスクのままでの長いセリフがあったんですよ。そのときに中屋敷さんが私のところにきて、「このセリフを一度言ってみてください」って。それで僕が台本をみながら言って、これくらいのスピードかなって話をしたら、「これでいいかな」と一切台本を見ないで、ぱぱっと言ってくれたんです。あとから考えると、セリフがあるときは必ずそばに来て言ってみてくださって。僕はどのシーンかなって台本を見るんですが、彼は全部頭に入っているんです。これにも頭が下がりましたね。普通マスクですと、秒数でもってさもそれらしく言うみたいですが、彼は中で全部セリフを言ってるんです。だから仮面ライダーV3に限り、本来変身してしまうとそのまま「おつかれ」って帰るんですが、歴代の俳優さんたちはほとんどみんなそうだったみたいなんですが、僕は暗くなっても何しても全部現場が終わるまでは絶対に先に帰りませんでした。僕と中屋敷さんのシーンだけじゃなくて、他のシーンであっても最後まで残っていました。それほど僕自身も力を入れた作品でもありましたし、そういったことを一生懸命やってくださった中屋敷さんに対して頭が下がります。

中屋敷 マスクをかぶっていると口は見えないけれど、個人の役者によってブレスの入れ方が違うじゃないですか。芝居の作りが違うということで、細かく言えば芝居まで変わってくるわけじゃないですか。そういうことを多分確認したかったんだと思うんですよね。風見志郎としては、ここでブレスが入るとか。こういう感情なのかなと。マスクを着けていても、それが出るんですよね。

宮内 肩の動きとかから全部変わってくるんですよね。

中屋敷 息をするときも、動かすつもりはなくてもどっかで動いている。その微妙なところと、宮内さんが後でアフレコするとき画のほうが先に動いたりすると、見ていて気持ち悪いんですよね。だからそういうのって考えないというのはおかしいですが、さほど考えてやっていたわけじゃないですが、結果的に宮内さんにどこでブレス入りますかねって聞いたのがそういうことになっちゃったのかも。ただセリフだけは覚えていきました。みんなそうですけどね。当たり前の話なんですけれどね。役者はみんな覚えてきますから、それと同じように一生懸命覚えてきましたよ。

ーー『キーハンター』『仮面ライダーV3』と、当時すごい視聴率だった両番組に宮内さんは出られていたわけですが、周りの反応はいかがでしたか。

宮内 私未だに全国行でトークショーとサイン会などをやっているんですが、見ていますと最近若い子が最近増えてきたなと思います。もちろん当時リアルタイムで観てくれていた方たちがとても多いんですが。自慢じゃないけど自慢するけど、『キーハンター』のときに千葉真一と宮内洋のブロマイドで1位2位を争ってきたわけですよ。レコード会社も売れるだろうということで、レコードを仕込みました。オリコンの8位になったのは1週だけですけれど。当時からのファンの方たちに未だに支持を頂いている、なおかつ幼稚園の子どもたちからもファンレターをいただく。親子、もっとかな、3代くらいで観てくれていて、母親が、うちの子どもがV3の顔を描いたから見てやってくださいって、お手紙をいただくんです。そういうときは必ずそのお子様のお名前を入れてサインを入れて、あなたのお子様の何歳のときに描いたV3です、ずっととっておいてくださいって、そのまま送り返してあげてるんです。また感謝のお返事がきたりしますが。ファンの方を大事にするということは、宮内洋のサービス精神そのものなんですが、アクションのときにレンズを通してテレビの前に座っているちびっこたちをハラハラさせるのが大好きな宮内です。それと同時に火薬が大好きな宮内。そういったハラハラさせるためにどういう風にしたらいいかっていうことばかり考えていましたね。だから宮内洋が格好いいんじゃなくて、変身したV3が格好いいんですよ。V3が格好よくなるためには、宮内洋が無様にならないといけない。『キーハンター』では僕が演じた若者刑事が、必ずどっかの崖から落ちるんです。血だらけになって半分失神してるときに、千葉真一先輩が颯爽と高いところから出てくるんですよね。やられるのは風見志郎ですよ。戦闘シーンでは風見史郎もアクションをしますが、高いところにぽんと出てくるのはV3が格好いいんです。いかにやられないといけないか。やられの美学ってそういうことだと、徹底的にやってきました。

中屋敷 言われてみたらそうですね。風見史郎がやられて、高いところからV3が現れる。毎日ほとんどロケに行くんですが、現場に着くとまず上を見るんです。今日はどこに立たされるのかなって。こっちかなって。あれはどこから上がるんだって。まず朝行くとそれですね。

宮内 俺は現場に行くとどこから落っこちようかなと。あの滝かなとかまずはやられるために現場を見るのは普通のロケとは考え方が違うよね。そういうのが常にでしたね。

ーーファンの方へのメッセージをお願い致します。

宮内 おーい、みんな、いっぱい買ってくれ。それだけだ。

中屋敷 買っていただけるとうれしいです。買ってください。



●仮面ライダーV3 Blu-ray BOX 1
発売元:東映ビデオ 販売元:東映/2018年4月11日(水)発売予定/2万2000円+税/18話収録、本編437分(予定)。特典:初回生産限定、全巻収納BOX。封入特典:16ページブックレット。映像特典:宮内洋インタビュー(新規収録)、新番組予告。
●仮面ライダーV3 Blu-ray BOX 2
発売元:東映ビデオ 販売元:東映/2018年6月13日(水)発売予定/2万2000円+税/17話収録、本編413分(予定)。特典:封入特典:16ページブックレット。映像特典(予定):中屋敷哲也インタビュー(新規収録)、ヒーロークラブ9「力と技の戦士!V3」、ヒーロークラブ11「復讐の戦士ライダーマン!」、V3メモリアル対談(DVD-BOX収録)、CM集。
●仮面ライダーV3 Blu-ray BOX 3
発売元:東映ビデオ 販売元:東映/2018年8月8日(水)発売予定/2万2000円+税/17話収録、本編413分(予定)。特典:封入特典:16ページブックレット。映像特典(予定):宮内洋・中屋敷哲也 対談(新規収録)、V3メモリアル(’98/12発売)。スポニチニュース、映画予告編。

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