転職の神殿を開きましたの評判・あらすじ※電子書籍で読める!

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転職の神殿を開きましたの評判・評価、口コミ

「転職の神殿を開きました」はもともと作者の土鍋先生が、「小説家になろう」というWebサイトで公開を始めた小説になります。

2015年から連載が始まり、すでに完結していますが現在も後日譚や外伝が追加されることで続いています。

双葉社のモンスター文庫にて書籍化がされていて、電子書籍として配信もされている作品です。

この小説を元に、吉沢はたろう先生が作画を担当して双葉社のモンスターコミックスから漫画化されています。

ネットでの口コミの評価を調べてみると、よくあるなろう系の小説原作の漫画とは少し違うストーリーに高評価を示している人が多いです。

神学校という舞台の設定と作品の世界観だけ見ると単なる異世界ファンタジーになりがちですが、そこで珍しく宗教を掘り下げているのが面白いポイントだと評判になっています。

思った以上にストーリーが丁寧に進み、趣向を凝らした設定が上手く物語を転がしているのでじっくり楽しめます。今後、更に面白い展開が期待できる作品です。

作画に関しては、絵が癖がなく可愛くて読みやすいと評判です。女の子だけでなく、うさぎやねずみといった小動物も可愛く描かれています。

敵や味方でキャラクターの可愛さの描き分けがされている点も魅力です。

キャラクターにもう少し動きをつけてコマ割りにこだわれば作品としてもっと魅力が出るのではという声もありますが、これから描き続けていく内に作画技術が上がっていくことが期待できますので今後の楽しみになるでしょう。

紙媒体と電子書籍の両方がありますが、電子書籍は売り切れの心配もなく、ネットで簡単に購入できて便利です。

すでに紙媒体を購入済みの方も、持ち運び不要でスマホがあれば出先でも読める電子書籍の購入をおすすめします。

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転職の神殿を開きましたのあらすじ

「転職の神殿を開きました」のあらすじを紹介します。

物語の舞台はすべての人が生まれ持ったジョブに縛られ生きていかなくてはいけない世界となっています。

99.99%の住人は村人で、0.01%の人のみがジョブ持ちとして特殊な能力を授かることができるのです。

そんな世界に主人公森本要(カナメ・モリモト)が召還されてくるところからストーリーが始まります。

そこでのカナメは、転職という特殊な能力を持っています。

それは本来教会で多額の寄付を行った者にしかできない能力です。単なる村人を一瞬で魔術師や剣士、治療師といったジョブ持ちに変えてしまうことができるのです。

その能力を使いカナメは生活費を稼ぐため、村人たちを転職させて、モンスターを倒していくのですが、能力のことが知れ渡り貴族や教会に狙われてしまいます。

自らに危険が及ぶことを恐れ、元の世界へ戻る方法を探すために王都の神学校に入学します。

2巻からはカナメの神殿修行編が始まります。神々の遊戯や好色魔術師、岩を砕く村人、そして含みのある大司教などが新たに登場します。

カナメはそんな中、それぞれの将来のためや夢を持って頑張る人々の意識を変えるために試練に挑むのです。

電子コミックでは現在この辺りまでですが、原作小説はその後カナメは神学校(学園編)から神官になります。

さらに司祭になった後、最終的には神様級の話になって世界を変えるというストーリーになっています。

数多くのキャラクターが登場し、それらと関わりながらカナメが宗教争いの中をくぐり抜け成長していく物語です。

特に宗教観が物語に厚みをもたらし、面白いものにしているのが特徴の作品になっています。宗教は人の考え方に影響を与え、生活や時には国の動きすら変えるものだからです。

作品内に出てくる統督教という考え方は、作者の土鍋先生の宗教闘争に対する一つの考えが表れているように感じられます。

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転職の神殿を開きましたの主要人物紹介

主要キャラクターを紹介していきます。

まずカナメ・モリモトは、トラブルを引き起こすタイプの主人公です。

人付き合いが苦手で煽り耐性が低くやっかいです。自分でヘタレだと思っている一面もあります。

また資本主義思考を思わせるような商人寄りな気質に達観ぶりも感じられます。

自分の特殊な能力を上手く利用して異世界で転職屋なるものを始め、生活費を稼ぐという行動がその点をよく表しています。

戦闘になると影が薄くなるという残念な面もあります。

見た目は黒い瞳と黒い髪で、高身長で細身です。この物語の舞台になっている異世界では珍しい容姿という設定になっています。

カナメとともに転職屋で活躍しているのが、村にある雑貨屋の娘で剣士のクルネと妖精兎キャロです。

クルネは背はそんなに高くありませんが、均整のとれた手足で整った容貌をしています。

美少女のカテゴリーに入るヒロインです。

赤みの強い金髪を軽く結い上げているのが特徴です。からかうと照れて可愛いのですが、あまりやり過ぎると怒る一面も見られます。

てきぱきとよく働く頑張り屋でもあります。

剣士というだけあって足が速いです。

キャロは普通の兎に見えますが、妖精兎フェアリーラビットと呼ばれるレアな動物です。

もこもこしている特徴があるカナメの相棒的存在です。

よくぴょこぴょこ跳ねていて、カナメの足元まで近づくと一気に跳び上がり、彼の肩に乗ることもあります。

2人と一匹が充足した日々を過ごしているところにやってきて、ストーリーを大きく動かし始めるのが王国の第12王子リカルドです。

彼はカナメに能力のことを明るみにし、神職者になって神殿の主とならないかと話を持ちかけます。

リカルドはこの作品のキーマンと言えます。

「転職の神殿を開きました」は登場人物が多いことで有名なので、今後漫画版でもキャラクターが続々登場し、盛り上がること間違いなしの作品です。

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