『キングダム』最新554話ネタバレ・考察！舜水樹の失策とは？！

『キングダム』最新554話ネタバレ・考察！キングダム

本記事では、ヤングジャンプ掲載漫画『キングダム』最新554話のネタバレ・考察をご紹介していきます。
壁の必至の懇願により、壁軍は三軍の一角を任されることとなり、?陽戦、勝負の9日目が開幕しました。
しかし舜水樹に作戦はバレており、背水の陣で臨む楊端和軍の総攻撃は逆手に取られていきなりピンチを迎えます。
兵糧を焼かれた汚名を返上しなければならない壁は決死の覚悟で挑むしかありません。
壁がブネンと戦う中、楊端和の奥の手が炸裂します。
それでは、漫画『キングダム』最新554話のネタバレ・考察を前回のあらすじのおさらいとともに見ていきましょう！
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漫画『キングダム』前回のあらすじのおさらい

 

?ヘキショウグン

兵糧のリミットが迫る楊端和軍の天幕では、自責の念に駆られた壁が楊端和に覚悟を伝える。
壁を見据えた楊端和は頬を緩ませ、一部作戦変更を告げる。
壁の望み通り主攻三軍の一角を任せ、メラ族と壁軍を入れ替えると、周りのざわつきを気にもせず、もう失敗するなと楊端和は微笑みかけた。
?陽9日目、ついに壁は汚名返上のチャンスを手にする。
出陣の明け方、壁は馬に乗って山の民を探していると、目の前にメラ族のカタリとキタリが待ち構えていた。
またメラ族の兄弟にちょっかいをだされるのではないかと警戒する壁たちだったが、どうも様子が違う。
メラ族族長カタリとその妹キタリは改めて挨拶すると、崖の下で待機していたメラ族を含めた十二の族、計五千人が壁の名前を叫んだ。
意外にも、楊端和の指示通り壁のもとで戦うことを満場一致で決めたのだった。
壁は自分の名前が崇められるように呼ばれることに驚くが、山の民は壁たちのことが好きなのだとカタリが言う。
 

ルーディン

壁軍五千人も到着し、壁は檄を飛ばすために山の民の言葉で”出陣”を何というかカタリに尋ねる。
カタリがルーディンだと答えると、壁は山の民五千人にむかってルーディンと叫んだ。
それに呼応した山の民もルーディンと返し、士気を高める。
「我ら壁軍で敵三将の一人を討つ！全軍出陣！！」
壁が壁軍一万人とともに戦地へと走り出した。
その様子を遠くから見ていた楊端和のもとにフィゴ王とバジオウが集まり、こちらもいよいよ出陣となる。
 

舜水樹にはお見通し！

使者を使い予め呼んでおいた猿手族族長のエンポじィが楊端和のもとに到着する。
忙しい中呼ばれたエンポじィはいささか不機嫌に用件を聞く。
「猿手族に一肌脱いでもらいたい話がある」
猿手族にしかできない頼み事がある様子であった。
そうこうしているうちに相手の軍も出陣し、三将がその姿を見せる。
戦いの構図は以下の通り。

  • 壁VSブネン
  • フィゴ王VSトアク
  • バジオウVSゴバ

しかし予想外の出来事が起きた。
相手の人数が想定よりはるかに多いのである。
ブネン軍は一万五千を越え、更にその数を増しており、ゴバ軍とトアク軍にいたっては二万の兵が集まっていた。
三軍ともに昨日までの倍以上の軍容に変わっていたのである。
楊端和の作戦は舜水樹にはお見通しであったため、総攻撃を逆手に取られた形となった。
 

前回の感想

?陽戦の9日目が開幕しました。
強襲作戦だったはずが相手に完全にバレていて、逆に人数で返されてしまう最悪の立ち上がりです。
さすが優秀な舜水樹といったところでしょうか。
思わぬ形で開幕しましたが、壁には頑張ってほしいですね。
メラ族との合流したシーンですが、意外にも人望がある壁に驚きです。
名前すら忘れられていたこともあったのに、いつのまにか山の民にここまで好かれていたとは予想外でした。
壁も「ルーディン！！」と山の民の言葉を使い、「我ら壁軍」「全軍」と自分の軍と山の民を同等に扱う姿勢が見られました。
この勢いでブネン軍に善戦してくれることを願います。

漫画『キングダム』最新554話 ネタバレ・考察

 

壁がブネンを倒す！

兵糧のタイムリミットが迫る中、?陽戦の9日目が開幕しました。
相手の人数は想定外だったものの、予想通り次男のブネンが壁軍の相手となり、他はそれぞれ三男トアクの相手はフィゴ王、長男ゴバにはバジオウ軍が相手となります。
フィゴ王とバジオウの軍の人数はわかりませんが、相手はそれぞれ二万。
メラ族を従えた壁軍一万に対し、ブネン軍は一万五千以上と、前日戦った時の倍以上の人数を従えて相手は万全の体制です。
作戦がバレバレだったため不利を背負ってのスタートとなりました。
しかし、この日の壁は一味違います。
壁は、山の民の言葉を使ったり「壁軍、全軍」という言葉を使って自軍と山の民を分け隔てなく扱っていました。
その姿はまさに将軍。
楊端和に友と呼ばれ、カタリや山の民に好かれているのもうなずける話です。
相手のブネンは兄弟一の残虐な男ですが、汚名を返上するチャンスを与えてくれた楊端和のためにも、負けるわけにはいきません。
途中でエンポじィや楊端和の助けが入るかも知れませんが、最後にブネンの首を取るのは壁になるのではないでしょうか。
 

舜水樹の失策

兵糧の切れかかってきた楊端和が、まずは犬戎族の三将を狙ってくると読んだ舜水樹はさすがです。
しかし、舜水樹の出方は、見方を変えれば楊端和のチャンスとも取れます。
用意した合計五万五千以上の人数からも、舜水樹が一日で勝負を決めにかかっていることは明白。
逆に言えば、ここで楊端和軍が勝利をおさめることができれば形勢は一気に逆転するということです。
兵糧的にも人数的にも有利なのだから、舜水樹は長期戦に持ち込んで余裕を持って戦うべきでした。
相手の作戦が読めてしまったばっかりに、相手にチャンスを与えることになってしまい、「策士策に溺れる」という結果になりそうです。
 

エンポじィが勝負のカギを握る！？

しかし、楊端和軍が不利だという事実に変わりはありません。
なにか不確定要素がなければ舜水樹の思惑通りに終わるでしょう。
そこでこの戦いの勝負のカギを握るのがエンポじィです。
552話に続き、553話でも登場し、何やら重要な人物であることを匂わせています。
楊端和は戦いが始まる直前にエンポじィを呼び出し、猿手族に一肌脱いでもらいたいと話をしていました。
その続きが描かれていないのは、後で読者を驚かせる作戦を企てているのを隠していることが想像できます。
そもそもこの人物は謎だらけなのです。
楊端和のことをマンタンワと呼んでも許されており、他の族と違い服も着ています。
華奢な体からも、猿手族には腕力以外の何かがあるのではないかと期待させる異質な雰囲気が出ています。
おそらく舜水樹でさえ猿手族のことは知らないでしょうから、猿手族は楊端和の隠し玉となりえます。
猿手族がどんな能力を有しているのか注目していきましょう。
関連記事：キングダム最新話555話ネタバレ・考察！三軍の中でフィゴ王が一番苦戦する！？

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まとめ

『キングダム』最新554話ネタバレ・考察！
出典：https://comic.k-manga.jp/title/104894/pv
今回の『キングダム』最新554話のネタバレ・考察はいかがでしたか？
ついに始まった?陽の戦い９日目。
汚名を返上せんと壁が壁軍・山の民あわせて一万の兵を率いて戦場に出陣。
勝利の女神は楊端和と舜水樹のどちらに微笑むのでしょうか。
554話の見どころはこちら！

  • 壁VSブネン、フィゴ王VSトアク、バジオウVSゴバ
  • エンポじィ率いる猿手族が力を見せる！？
  • 三兄弟の実力とは

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回をお楽しみに！

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