自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。の口コミ・評判
最近、異世界転生漫画は数多くありますが、「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」は蓮見ナツメ氏、しき氏の作品で、悪役令嬢に転生してしまった主人公の婚約者目線で描かれた物語です。
一般的な異世界転生物語は、転生した主人公を主軸として進みますが、今までと違った世界観で人気を集めています。
現在はコミックの電子書籍と単行本がありますが、いつでもスマートフォンから読むことができる電子書籍版がおすすめです。
さて、今まで一風変わった「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」ですが、気になる口コミや評判を調べてみました。
良い評価としては、
『バーティア(ヒロイン)が可愛くて面白くて、どんどん惹かれていくセシル殿下(主人公)を見るのもとても楽しく、転生物の中でも1位になるのではないかと思うほどの良作です。』、
『綺麗な顔だけど、とても腹黒い殿下と悪役令嬢を目指しながら面白少女に育って行く令嬢の掛け合いが楽しいです。一方で、ゲームの中ではヒロインなのに悪役令嬢みたいなヒロインが登場するなど、勢いよく話しが進み面白具、主要人物の周りにいるキャラも個性的な性格をしています。腹黒好きの方におすすめの漫画です。』
というキャラクターやストーリーに関して良い口コミや評判が多くなっていました。
一方で悪い評価としては、
『定番の悪役令嬢によるバットエンドを阻止する物語です。しかし物語が王太子目線だからなのか、悪役令嬢は成長せず、友達の恋路とかもっと話の掘り下げをしてほしかったと思います。』、
『バーティア(ヒロイン)のお馬鹿加減に惹かれて購入しました。ただ子供の頃からまったく成長しておらず、ずっとお馬鹿な子供のままでもやもやします。』、
『リアル感を求めたのか、絵がくどく感じました。表現も大げさで少し気になりました。』
という主人公の成長をあまり感じなかったや、表現を苦手に感じた口コミがありました。
自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。のあらすじ
自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。コミック版のあらすじは、
『セシルは頭脳明晰で、身分も王子様という非の打ち所のないかっこいい王太子です。
そんなある日、侯爵令嬢で宰相の娘であるバーティアと婚約し、初顔合わせからをしていたところ、突然自分は悪役令嬢だとおかしなことを言われてしまいます。
彼女曰くバーティアには前世の記憶があり、ここは乙女ゲームの世界で、自分はセシルとヒロインの仲を引き裂く悪役令嬢だということです。
毎日を退屈に過ごしていたセシルは、立派な悪役令嬢になって婚約破棄されることを目標にすると言い張るバーティアに興味を持ち観察をすることにしました。
しかし、バーティアを中心にして次々と騒動を起こし始めてしまいます。』という内容です。
今までは、悪役令嬢として転生してしまったら、大体バットエンドを回避しようとすることがほとんどの物語のあらすじになっています。
そして、不審に思われないように転生したことは誰にも言わず、こそこそと行動を起こすのがセオリーです。
そして、バットエンドを回避し自分や家族も含めてのハッピーエンドを目指そうとするのですが、バーティアは前世で心の支えだったセシルの幸せを願い、自らは悪役令嬢として行動し将来現れるヒロインとの仲を取り持とうと考えて行動します。
これが、自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。のストーリーの魅力でもあります。
また、セシルのためならストーリー上での家が没落するのも仕方がないと切り捨て、逆に没落に向けて奮闘する点も勢いがあって見ていて飽きません。
しかし、バーティアの頑張りが妙な方向に行き、巻き込まれる家族や周りの人達の反応とセシルの気持ちをも揺さぶりながら突っ走っていきます。
自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。の主要人物紹介
自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。のメインキャラクターは、まず、この物語の主人公であるセシル・グロー・アルファスタは物語の舞台であるアルファスタ国の第1王子です。
幼い頃から大人びた性格で、全てに置いてなんでもできるため物事に興味がなく、感情を表すことは滅多にありません。
バーティアとの婚約も政治的な理由であると理解していたため、彼女に恋愛感情は全くありませんでした。
しかし、予測不可能なバーティアの行動や性格に興味を持ち、観察するようになり徐々に一途な姿勢に惹かれていきます。
次がこの作品のヒロインであるバーティア・イビル・ノーチェスです。
アルファスタ国宰相の一人娘であり、物語スタートからセシル殿下の婚約者として決まっていました。
しかし、8歳の時点で前世の記憶を取り戻し、乙女ゲームの世界で生まれ変わったことと、最終的に自分は婚約破棄されてしまう悪役令嬢であることに気が付きます。
そのため、前世で心の支えだったセシルを幸せにするため、一流の悪役令嬢になり、セシルに婚約破棄されることが目標です。
そして、セシルに仕える執事であるゼノの紹介です。
彼はセシルの10歳にして完璧かつ冷静な性格に恐怖しており、セシルの本性を正そうと努力するのですが、中々上手くいきません。
しかし周りにセシルと自分以外の人が居ないときには軽口を叩くような主従関係を越えた仲でもあります。
最後は、ダグラス・イビル・ノーチェス侯爵です。
バーティアの父でアルファスタ国宰相の地位にあります。
娘であるバーティアの数々の奇行やお馬鹿加減に頭を悩ませたり、オブラートに包みながらセシルにバーティアの問題行動を伝えていますが、家族を大切に思っており家族のためなら身分が上のセシルに毒を吐くこともあります。