コレットは死ぬことにしたの評判・評価、口コミ
電子書籍版の漫画の中でも、女性に評価が高い「コレットは死ぬことにした」は、特に大人の女性から評判がいいです。
働く女性のつらさや切なさをわかりやすく表現していることや、仕事の大変さを表現していることから、多くの働く女性から注目されています。
イラストの柔らかいイメージに、好感を抱く人も少なくありません。
ガイコツやケルベロスに対しても可愛らしいと、口コミなどで好評を博しています。
ギリシャ神話の神々をモチーフにしたファンタジーですが、神話を細かな部分まで丁寧に表現していることから、筆者に対しても高く評価している人が多いです。
仕事だけではなく、働くうえ、更に生きる上での様々な名言があることから、読んでいてよかったと思う人が多いようです。
自分自身の人生観と似た発想だったので関心を持ったという人や、自分自身が普段の生活で気を付けている部分を形にしてもらった気がするという意見も多いです。
ただし、タイトルに「死ぬ」という言葉が使われていることから、ホラーな作品ではないかと長い間読むのをためらった人もいます。
実際に読んでみると大変温かみのある作品となっているため、ギャップに驚いた人も珍しくないです。
作品内では恋愛に関してよりも、お互いが仕事に対して尊敬し合い、切磋琢磨していく姿を描いています。
また、主人公であるコレットをはじめ、ハデスたちの周りの人々との交流や、それぞれの仕事についても丁寧に描かれているのも特徴の一つです。
お互いを尊敬しあう彼女たちが、様々な困難を乗り越えて恋愛関係になるのかどうか、読んでいる人たちの関心を集めています。
彼ら自身だけではなく、彼らの周囲の人たちの困難にも巻き込まれつつ、それぞれの持てる力を駆使して解決していく姿が描かれていることに、良い印象を抱く人が多い作品です。
是非、いつでもスマホなどで手軽に読める電子書籍で読んでみてください。
コレットは死ぬことにしたのあらすじ
電子コミックで女性に人気が高い「コレットは死ぬことにした」のあらすじは、次の通りです。
薬師として非常に忙しい生活を送っているコレットは、残業や超過勤務などハードワークがたたり、正常な判断ができなくなりつつありました。
徹夜で仕事をして朝帰りした彼女の頭に、「井戸は別の世界につながっている」という伝説が頭をよぎります。
忙しさの余り判断力を失っていた彼女は、思わず井戸へ飛び込んでしまいました。
気づいたときには牢屋の中で、ガイコツたちに顔をのぞかれており、彼女はびっくりして飛び起きます。
ガイコツから「ここは冥府」だと聞き、一瞬死んだのかと思った彼女でしたが、彼女が薬師と知ったガイコツたちによって、半強制的に彼らの主であるハデスの病気を診ることになりました。
薬師として問診している彼女が、無礼な口をきいていると思ったハデスは不遜な態度に出ます。
しかし彼女は、「王様でも神様でも薬師の前では患者の一人」と言い放ち、彼を驚愕させました。
問診した彼女はハデスの様子からアレルギーの一種を患っているのではないかと判断しましたが、どんな物がアレルギーの対象なのかわかりません。
ハデスが口を開かないからです。
仕方がない為、病状を緩和させるための治療をすることになります。
1日半ずっと看病を続け、熱が下がった時に力尽きてコレットは眠ってしまいました。
彼女のおかげでハデスの熱は下がったことを側近であるガイコツから聞き、自分のベッドで眠ってしまった彼女に客間を用意します。
病の床に伏している彼のもとにも仕事が舞い込み、冥府での仕事を終えた彼はぶり返してしまいました。
ベッドに戻った彼に対して叱責するコレットに対し、彼は自分が何のアレルギーなのかを告げます。
彼がどんなアレルギーなのかや、彼の病気は完治するのかなど様々な謎が渦巻く作品です。
コレットは死ぬことにしたの主要人物紹介
「コレットは死ぬことにした」の登場人物の中でも、主要な人物を紹介します。
コレット:青い衣装と金髪三つ編みの薬師です。
6歳の時に流行病で村が全滅してしまい、身寄りがなくなった彼女は薬師に引き取られ、長じて同じ道を歩むようになります。
作品冒頭ではあまりにもオーバーワークな仕事に対して辟易していますが、ハデスとの出会いによって仕事に対する考え方や自分自身の生き方を見つめ直し、成長していくようになりました。
ハデス:ギリシャ神話で、冥府を治める王です。何百年も地下にある冥府での仕事を最優先したため、日興アレルギーになってしまいます。
偶然冥府に迷い込んだコレットを主治医とするようになりますが、彼女の考え方や生き方、薬師としての在り方から徐々に一目置くようになりました。
オリュンポスの神々の中でも、屈指の美男子とされています。
ガイコツ:ハデスの側近として、彼に盲目的といえるほどに忠誠を誓っています。
コレットが一目置かれていることに対して、嫉妬していることが多いです。
ハリー:ハデス専属の針子をつとめる、ガイコツとなっています。のんが口癖で、ガイコツ族に嫉妬されていることが多いコレットと仲が良いです。
アンノ:コレットの師匠の薬師です。身寄りのない彼女を引き取り、薬師として教育を施します。彼には何人か弟子がいて、全員コレットの兄・姉弟子です。
ケルベロス:ハデスの飼い犬です。
冥府の番犬として三つ首の巨大な怪物犬の姿を普段していますが、空腹時にはケル・ベロ・スーという名前の3匹の子犬に変化します。
それぞれ個性がありますが、1匹だけコレットが抱っこしても平気です。
ハデスは彼らを散歩するのが、趣味となっています。