アヤメくんののんびり肉食日誌の評判・評価、口コミ
「アヤメくんののんびり肉食日誌」は、町麻衣先生による大学の生物学科の研究室を舞台としたラブコメディです。
考古学者の息子で英国帰りの大学1年生であるアヤメと、骨格マニアの大学2年生椿の恋の様子が描かれています。
ただの恋愛漫画ではなく、恐竜ネタや生物学のネタが散りばめられており、コメディチックな部分も多い点が高評価の理由だと言えるでしょう。
書籍の購入サイトでは5段階で評価をつけることができますが、多くの場合は5か4の評価がつけられています。
生物学科の研究室が舞台ですが、難しい知識が必要ではなく、分かりやすいネタばかりで誰でも読むことができる作品なので、豆知識を身につけながら読むことができて楽しいという口コミや意見が多いです。
恐竜オタクや骨格マニアと恋愛という異色の組み合わせが面白いと感じる人が多く、非常に人気の高い作品だと言えます。
過去には実写映画化されたほど評判が良いです。
これから「アヤメくんののんびり肉食日誌」を読んでみたいと思うのであれば、単行本ではなく電子書籍を買うことがおすすめです。
2020年の春時点で12巻まで販売されており、今後どこまで話が続くか予想することができません。
もしかすると、かなりの巻数が発売されることになるかもしれないです。
せっかく単行本を集めていたとしても、巻数が多いことで手放さなければならないという事態に陥る可能性もあります。
この先、どれほど話が続くか予想できないので、長く続いても保管に困らない電子書籍がおすすめだと言えるでしょう。
初めのほうのストーリーを読み返したくなったときも、すぐに読み返すことができるため、電子書籍で購入して楽しむようにすると良いです。
アヤメくんののんびり肉食日誌のあらすじ
このコミックは、大学2年生の椿が自分の研究室で研究を行っている最中に主人公のアヤメが突然あらわれるところから始まります。
あらすじとしては、恐竜オタクのアヤメは椿の研究室の教授の旧友の息子であり、それが理由で1年生でありながら椿のいる研究室に顔を出すようになり、2人の奇妙な恋物語が進んでいくというものです。
骨格マニアの女の子と恐竜オタクの男の子の恋愛は一筋縄ではいきません。
その上、アヤメは恋愛に対して鈍感な部分があり、大胆な行動をするものの、どこかズレた行動で椿の気持ちは離れていくこともあります。
しかしながら、椿はアヤメの真っすぐな気持ちを知り、少しずつ共に行動することも増えていき、恋愛が進展していくので、その様子を楽しむことができるでしょう。
驚くことに、アヤメは通常の女性であればキレさせてしまうようなかなり大胆な発言をしたり、椿のことを知りたいという理由で椿の元カレに積極的に話しかけたりします。
予想外の行動に出るようなタイプなので、飽きることなく物語を楽しむことができるはずです。
アヤメが英国にいた頃の友達でアヤメのことを好きな女性が登場したり、思いもよらぬ展開が引き起こされたり、2人の恋愛は前途多難だと言えます。
デートの誘い方もキスの仕方もイマイチなのに、椿へのアプローチだけ押しが強くて面白いと感じられるはずです。
作中には恐竜や骨格、生物などについての豆知識のような情報も出てくるので、こういった部分も楽しみながら読み進めることができます。
ハラハラしたりもどかしさを感じたりすることが多いかもしれませんが、恋愛漫画ならではのドキドキやキュンキュンも味わうことができる作品だと言えるでしょう。
アヤメくんののんびり肉食日誌の主要人物紹介
「アヤメくんののんびり肉食日誌」の主要人物は、まず主人公の菖蒲瞬があげられます。アヤメくんと呼ばれ、まだ大学1年生ですが、父親と生物学科の斉藤教授が仲が良いため、生物学科の研究室にやってくるようになりました。
大学に入るまではイギリスにいた帰国子女であり、恐竜オタクで様々なことに対して好奇心が旺盛です。
動物園に行ったことがなくて興味深々になるなど、帰国子女ならではの反応も楽しむことができるでしょう。
生物学科の研究室に所属している椿のことを気に入り、それからは大胆にアプローチするようになります。
椿や周りが驚くほどの熱烈なアプローチを行いますが、恋愛に対する知識や経験は少なく、デートの誘い方すらきちんと知らないほどです。
マイペースな部分がありますが、英語で話し出したときのほうがイキイキするというギャップがあります。
ヒロインは椿雛菊という名前の大学2年生の女の子です。美しい見た目ですが、恐竜や鳥の研究を行う骨格マニアという顔を持っています。
過去には彼氏もいましたが、骨基準で好みの男性を見つけるほどです。
アヤメに対して当初は敵意をあらわにしていましたが、一緒に過ごすうちに少しずつアヤメのことを認めるようになります。
この2人以外にも、同じ研究室でワニの研究をしている博士課程の鈴木仁英、アヤメの英国時代の友人でアヤメのことが好きなエリザベス、研究室の3年生でアヤメの恋愛相談にのる高山、同じく3年生のメガネキャラの里中など個性豊かなキャラクターが登場します。
他にも研究室の仲間や先輩、教授やアヤメの父などが登場します。
どのキャラクターも物語を彩ってくれたり、進行に重要な役割を果たしたりするので、要チェックだと言えるでしょう。