「LINEで通話しようとしたらマイクへのアクセスを求める画面が出ない」「設定でマイクを許可したのに声が相手に届かない」「マイクの設定項目がそもそも表示されない」—LINEのマイク問題は急に発生することが多く、通話中に気づくと焦ってしまいます。
まず確認してほしいことがあります。LINEのマイク問題の多くはiOSのプライバシー設定で解決できます。設定アプリからLINEのマイクアクセスをオンにするだけで改善するケースが最も多いです。
この記事では、基本の設定手順・設定が表示されない場合の対処法・マイク設定後も問題が続く場合の追加対処法・代替手段・相談先までを順番に整理します。
iPhoneのLINEでマイク設定が必要になる場面と確認すべきこと

LINEの通話・音声メッセージ機能にはマイクへのアクセス許可が必須
iOSのプライバシー設定でマイクへのアクセスを許可しないとLINE通話が使えない理由
iOSはアプリごとにマイク・カメラ・位置情報などへのアクセスを個別に管理するプライバシー設計になっています。LINEが初めてマイクを使おうとしたとき(通話・音声メッセージの初回送信時)にアクセス許可を求めるダイアログが表示されます。
このとき「許可しない」を選択した場合や、後から設定で許可を取り消した場合は、LINEがマイクにアクセスできなくなり通話や音声メッセージが使えなくなります。
マイク設定が問題なのか・他の原因なのかを最初に確認する手順
本体マイクの故障か設定の問題かを切り分ける簡単な確認方法
問題解決を効率的に進めるために、まず原因を以下の手順で切り分けてください。
- iPhoneのボイスメモアプリで録音を試みる:録音できれば本体マイクは正常→LINEの設定または通信の問題
- 他の通話アプリ(FaceTimeなど)で通話を試みる:他のアプリで通話できればLINE固有の設定問題
- ボイスメモでも録音できない:本体マイクの物理的な故障の可能性
iPhoneでLINEのマイクを正しく設定する基本手順

設定アプリからLINEのマイクアクセス許可をオンにする手順
設定アプリ→プライバシーとセキュリティ→マイク→LINEをオンにする操作手順
手順1:iPhoneの「設定」アプリを開く
手順2:「プライバシーとセキュリティ」をタップ
手順3:「マイク」をタップ
手順4:アプリ一覧の中から「LINE」を探してトグルをオン(緑色)にする
手順5:設定を閉じてLINEアプリを開き、通話または音声メッセージを試みる
この手順でLINEのマイクアクセスが有効になります。一覧にLINEが表示されない場合は後述の対処法を試してください。
LINEアプリ内からマイクの設定を変更する手順
LINEアプリ→設定→プライバシー管理→マイクのアクセス許可を確認する手順
手順1:LINEアプリを開く
手順2:ホーム画面右上の「設定(歯車アイコン)」をタップ
手順3:「プライバシー管理」をタップ
手順4:「マイク」の設定を確認する
手順5:オフになっている場合はタップして「アプリの使用中のみ許可」または「常に許可」に変更する
iPhoneのLINEマイク設定の詳しい手順と対処法の解説も参考にしてください。
LINEのマイク設定が表示されない・許可できない場合の4つの対処法

対処法①|LINEアプリ内からマイクのアクセス設定を変更する
通話画面・音声送信時にマイクのアクセス許可が求められる場合の対処手順
設定アプリのマイク一覧にLINEが表示されない場合、LINEアプリがまだ一度もマイクにアクセスしようとしていないことが原因のケースがあります。
手順1:LINEアプリを開いてトークを開く
手順2:音声メッセージの録音ボタンを長押しする
手順3:「”LINE”がマイクへのアクセスを求めています」というダイアログが表示されたら「許可」をタップする
手順4:許可後、設定アプリのマイク一覧にLINEが追加されていることを確認する
対処法②|LINEを一度削除して再インストールする
再インストール後にマイクのアクセス許可が正しく求められるようになる理由
LINEアプリのデータが破損していたり、アクセス許可の情報が正しく保存されていなかったりする場合、再インストールによってアプリの状態がリセットされ、マイクへのアクセス許可が正しく求められるようになります。
再インストール前に必ずLINEのバックアップを取っておく重要性
LINEを削除するとトーク履歴・スタンプ・設定が消えることがあります。必ず以下の手順でバックアップを取ってから削除してください。
手順1:LINEアプリ→「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ」→「今すぐバックアップ」をタップ
手順2:バックアップが完了したことを確認する
手順3:iPhoneのホーム画面でLINEアプリを長押し→「Appを削除」→「削除」をタップ
手順4:App StoreからLINEを再インストールしてログインする
手順5:再インストール後に音声メッセージまたは通話を試みてマイクへのアクセス許可ダイアログが表示されるか確認する
対処法③|iPhoneのiOSを最新バージョンにアップデートする
古いiOSバージョンで発生するマイク許可表示の不具合と更新手順
特定のiOSバージョンでアプリのマイク許可ダイアログが正しく表示されないバグが発生することがあります。
手順1:「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」をタップ
手順2:アップデートが利用可能な場合は「今すぐインストール」をタップ
手順3:アップデート完了後にLINEのマイク設定が正常に表示・操作できるか確認する
対処法④|iPhoneを初期化してマイク設定の不具合を根本解決する
iPhone本体から初期化する手順(設定→一般→転送またはiPhoneをリセット)
上記の対処法をすべて試しても改善しない場合、iPhoneの初期化を検討します。初期化前に必ずiCloudバックアップを取ってください。
手順1:「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
手順2:「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
手順3:iCloudバックアップから復元するか、新しいiPhoneとして設定するかを選ぶ
手順4:LINEを再インストールしてマイクの設定を確認する
iTunesを使った初期化手順と初期化前のバックアップの重要性
PCを使った初期化も選択肢です。iTunesまたはFinder(Mac)でiPhoneをPCに接続し、「復元」を選ぶことでiPhoneの初期化とiOS再インストールを行えます。初期化前のバックアップはiCloudまたはiTunes/Finderで必ず実施してください。
LINEの通話エラーと対処法の詳しい解説もあわせて参考にしてください。
マイク設定をしても通話に問題がある場合の追加対処法4選

対処法①|LINEの公式障害情報を確認して障害解消を待つ
LINE公式のサービス状況確認ページとSNSでの障害情報の探し方
LINEのサーバー側で障害が発生している場合、マイク設定に問題がなくても通話が繋がらないことがあります。
- LINE公式サービス状況:LINEの公式サイトまたは「LINE公式アカウント」でサービス障害情報を確認する
- X(旧Twitter)で検索:「LINE 通話 繋がらない」「LINE 障害」などで検索して同様の報告がないか確認する
対処法②|通話相手のLINEのバージョンが古くないか確認する
LINEバージョンの不一致が通話品質・接続に影響するケース
自分のLINEは最新版でも、相手のLINEが古いバージョンのままだと通話の接続に問題が生じることがあります。通話相手にLINEを最新バージョンにアップデートするよう連絡してから再度通話を試みてください。
対処法③|音量設定を見直して通話音が聞こえない問題を解消する
着信音量・通話音量の設定場所と調整手順
「相手の声が聞こえない」という問題は音量設定が原因のことがあります。
- 通話中の音量:通話中にiPhoneの音量ボタン(側面)を押して音量を上げる
- 着信音量の確認:「設定」→「サウンドと触覚」→「着信音と通知音」のスライダーを確認する
- スピーカーモードの確認:通話中に画面のスピーカーアイコンをタップしてオン・オフを切り替えてみる
対処法④|Wi-Fi・モバイルデータの接続状況を改善する
通信が不安定だとLINE通話が切れる・声が途切れる原因になる理由
LINE通話はインターネット回線を使うVoIPサービスです。通信が不安定・速度が遅いと声が途切れる・通話が切れるという問題が発生します。
Wi-Fiの再接続・機内モードのオンオフでネット接続をリセットする手順
機内モードのオン→オフ:コントロールセンターから機内モードをオンにして10秒待ち、再度オフにする(通信接続をリセットできる)
Wi-Fiの再接続:「設定」→「Wi-Fi」から現在接続しているWi-Fiを一度切断して再接続する
LINE通話の問題解決方法と設定確認の詳しい解説も参考にしてください。
iPhone本体のマイクを使わずにLINE通話する代替手段

マイク付きイヤホンを接続して本体マイクの問題を回避する
LightningイヤホンとBluetooth(ワイヤレス)イヤホンの接続と設定確認手順
iPhoneの本体マイクに問題がある場合でも、マイク付きイヤホンを接続することでLINE通話が使えます。
有線イヤホン(Lightning接続):
LightningコネクターにイヤホンをつないだままLINE通話を開始すると、自動的にイヤホンのマイクが使用されます。
Bluetooth(ワイヤレス)イヤホン:
手順1:「設定」→「Bluetooth」からBluetoothイヤホンをペアリングする
手順2:LINEの通話中に音声出力先がイヤホンに切り替わっているか確認する
手順3:切り替わっていない場合は通話画面の「スピーカー」アイコンをタップして出力先を変更する
外付けマイクを装着してLINE通話の音声品質を改善する
外付けマイクの種類と接続方法・設定手順
本体マイクの品質に不満がある場合や故障している場合、外付けマイクの装着が有効です。
- Lightning接続マイク:Lightning端子に差し込むだけで使用できる。iOSが自動的に外部マイクとして認識する
- USB-Cマイク(iPhone 15以降):USB-C端子に接続して使用する
- 3.5mmイヤホンジャック変換アダプター経由のマイク:Lightningから3.5mmへの変換アダプターを使って一般的なマイクを接続できる
LINE以外のiPhoneで使える無料通話アプリ3選
Skype(現Microsoft Teams)|ビジネス・海外通話にも対応
Skype・Microsoft Teamsの特徴と無料通話の利用条件
Skypeはスマートフォン・PC間での無料通話が可能なアプリです。現在はMicrosoft Teamsとの統合が進んでいます。アカウント同士の通話・ビデオ通話は無料で、固定電話・携帯電話への発信は有料プランが必要です。マイク設定はiOSの「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」から確認できます。
FaceTime|Apple端末同士の高品質ビデオ・音声通話
FaceTimeのマイク設定確認方法と使い方
FaceTimeはiPhone・iPad・Mac同士で使える高品質な音声・ビデオ通話アプリです。Appleの暗号化技術を使用しており、プライバシー性が高い点が特徴です。
FaceTimeのマイク設定確認方法は以下のとおりです。
手順1:「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」をタップ
手順2:「FaceTime」のトグルがオンになっているか確認する
LINEが相手と繋がらない場合、相手もiPhoneユーザーであればFaceTimeが有効な代替手段になります。
Messenger|Facebookアカウントで使える無料通話アプリ
Messengerの特徴とマイク設定の確認手順
Meta社のMessengerはFacebookアカウントを使った無料の音声・ビデオ通話が可能です。Facebookを使っている人同士であれば電話番号なしでも通話できます。
Messengerのマイク許可確認方法は以下のとおりです。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」→「Messenger」のトグルがオンになっているか確認する
自力で解決できないLINEマイク問題の相談先
Apple公式サポートに問い合わせる
iPhoneのマイク故障が疑われる場合はAppleサポートへの連絡手順
ボイスメモでも録音できない・他のすべての通話アプリでも声が届かないという場合は、iPhoneの本体マイクの物理的な故障が疑われます。
- Appleサポートアプリ:App Storeから「Appleサポート」アプリをインストールして問い合わせを申し込む
- Apple公式サイト:apple.com/jp/supportからチャットまたは電話サポートを利用する
- Apple Store予約:最寄りのApple Storeへ持ち込み診断を予約する
LINE公式サポートに問い合わせる
LINEアプリ側の不具合が原因の場合のLINE公式への問い合わせ方法
他のアプリではマイクが正常に動作するのにLINEだけ問題がある場合は、LINEアプリ側の不具合の可能性があります。
LINEへの問い合わせ方法は以下のとおりです。
LINEアプリ→「設定」→「ヘルプセンター」→「お問い合わせ」から問い合わせフォームを開いて症状を詳しく記入して送信する
最寄りのiPhone修理専門業者に持ち込む
マイクの物理的故障が疑われる場合の修理費用目安と選び方のポイント
iPhone本体のマイク故障が疑われる場合、修理専門店への持ち込みが選択肢のひとつです。
マイク修理の費用目安は機種によって異なりますが、民間修理店では5千〜1万5千円程度が目安です。修理店を選ぶ際は以下の点を確認してください。
- iPhone修理の実績が豊富か
- 修理前に無料で診断・見積もりを提供してくれるか
- 修理後の保証期間(最低1〜3ヶ月)が設けられているか
iPhoneのLINEマイク問題の修理と相談先の詳しい解説もあわせて参考にしてください。
LINEの設定やiPhoneのトラブル対処法についての情報は、characterland.jpのトップページから関連記事もあわせてご覧ください。
まとめ:LINEのマイク問題は「設定確認→再インストール→OSアップデート」の順で対処する
iPhoneのLINEマイク問題への対応を整理します。
| 症状 | 疑われる原因 | まず試すこと |
|---|---|---|
| マイク一覧にLINEが表示されない | まだ一度もマイクを使っていない | 音声メッセージ録音ボタンを長押しして許可ダイアログを出す |
| 設定でオンにしても声が届かない | アプリの不具合・データ破損 | LINEを再インストールする(バックアップ必須) |
| 通話は繋がるが声が途切れる | 通信の不安定 | 機内モードのオン→オフ・Wi-Fiの再接続 |
| ボイスメモでも録音できない | 本体マイクの故障 | AppleサポートまたはiPhone修理店へ相談 |
試す順番:
- 手順1 – 設定アプリ→プライバシーとセキュリティ→マイク→LINEをオンにする
- 手順2 – LINEアプリ内のプライバシー管理からマイクの許可を確認する
- 手順3 – LINEを再インストールする(バックアップを取ってから)
- 手順4 – iOSを最新バージョンにアップデートする
- 手順5 – 改善しない場合はAppleサポートまたは修理店へ相談する
LINEのマイク問題のほとんどはiOSのプライバシー設定からマイクアクセスをオンにするだけで解決します。それでも改善しない場合は再インストール→アップデートの順で試みてください。

