【ワンピース考察】黒ひげに「あいつら」発言の真相は?複数人説は本当なの?

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漫画『ワンピース』でこれからの展開次第では、ルフィの強力なライバルになるかもしれないのが、悪魔の実の能力者の1人である黒ひげのティーチ。
そんな黒ひげをルフィとゾロが黒ひげの事をなぜ「あいつら」と複数系で呼んだのか気になりますよね。
黒ひげ1人に対して「あいつら」と複数系で呼んだ、この何気ない呼び方で、漫画『ワンピース』の様々な考察が生まれています。
漫画『ワンピース』の考察を見てみても、特に黒ひげ複数人説はかなり可能性としては非常に高いのではないでしょうか。
それでは、漫画『ワンピース』ルフィとゾロが黒ひげの事を「あいつら」と呼んだ理由や伏線を見ていきましょう!
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漫画『ワンピース』黒ひげを「あいつら」発言の真意は?

第223話『ワタクシはこの町では決してケンカしないと誓います』が発端になっています。
ルフィと黒ひげがカウンターの隣の席で、やれチェリーパイがうまいだのまずいだの、ドリンクが格別にうまいだのマズイだの言っていましたよね(笑)
このときの黒ひげの歯が、上の歯2本と下の歯1本、それぞれ欠けているように見えるんです。
一方で他の登場シーンではまた別の箇所の歯が欠けていましたね。
そんな黒ひげはベラミーの唱える、夢を見る時代は終わったという発言に対して、『人の夢は!!!終わらねェ!!!!』
と、心に響く発言をしていました、漫画のコマとしても見開きフルに使っていましたから(^^)b
ルフィとティーチのファーストコンタクトはモックタウンの酒場で二人がチェリーパイを食べる場面で、同じものを飲食した二人の反応は、

  • ルフィ『このチェリーパイは、死ぬほどマズイな』
  • 黒ひげ『このチェリーパイは、死ぬほどウメェな』
  • ルフィ『このドリンクは、死ぬほどうウメェな』
  • 黒ひげ「このドリンクは、死ぬほどマズイな」

というもの。
一見、意味の無いやり取りに見えますが、”価値観が噛み合ない二人”を表現しているのではないかと考えます。
 

その価値観とは?

ルフィは王道(人徳を持つ英雄の道)を進み、黒ひげは覇道(暴力による支配の道)を進む。
黒ひげが闇の引力なら、ルフィは出会う者を次々と味方に取り込んでいく、光り輝く太陽。
モンキー・D・ルフィの名の通り、ルフィが猿なら、黒ひげは犬(ケルベロス説)で『犬猿の仲』
高みを目指す”Dの名”を持つ者、という共通項はありますが、それ以外の部分では分かり合える関係にはなり得ないことを意味しているのではないかと考えます。
さて、一部のファンの間で『あいつじゃねぇ』『あいつらだ』というセリフについて考察が為されています。
 

「あいつらだ」発言の真意は?

まず、オリジナルのセリフは次の通り。
黒ひげ『行けるといいな、空島へよ』
ナミ『ねえ、あいつ空島について、何か知ってのかも・・何者かしら』
ルフィ『さぁ・・・それにあいつじゃねェ』
ナミ『?あいつじゃない? じゃ、なに?』
ゾロ『あいつらだ、たぶんな』
ナミ『どういう事よ?今の奴に仲間がいたの?どこに!?」
 

あいつらが指すものは?

『あいつら』を指すものとして次の4種類が代表的です。

  • 黒ひげとその一味
  • 黒ひげとベラミー
  • 酒場にいたルフィ以外の全員
  • 黒ひげが多重人格のため(あいつらという複数形)

そして、後に続くナミの『仲間がいたの?』というセリフと、このシーンの前に黒ひげ一味(バージェス、ドクQ、音超)が現れていることから、”黒ひげとその一味”と考える方も多いです。
 

大きな場面で描かれていた理由は?!

まず、このやり取りについて考察します。
なぜこのセリフに数コマも使う必要があるのか?
優れた映画には、何気ない挿絵などのワンカットやほんの数秒の一コマにも意味があるケースが多いです。
ワンピースのストーリーの緻密さは言うまでもありませんが、このシーンはワンピースの中でも特に重要で、後に誰もが読み返す事になる、と言っていいほど、意味を持つ内容です。
無意味なコマが出てくるわけがありません。
黒ひげに仲間がいることを、わざわざ数コマを使って意味深に示す必要はないと考えます。
また、以下に示す言い回しや、ルフィの表情、セリフの無いシーンなどにも特別な意味が込められていると推測します。
黒ひげの不気味な雰囲気を察知し、無言で黒ひげを見つめ、不気味な雰囲気の正体(多重人格)を観察しているのではないでしょうか?

ルフィが「あいつ」呼ばわりする理由はいかに?!

もし、空島を知っているのであれば『あいつだけじゃねぇ』または『あいつ一人じゃねぇ』の方が自然です。
あえて強調して『あいつじゃねぇ』はどう考えても不自然です。
黒ひげの内側には何かしらの力が働いていて、人格のようなものが確実に2人は存在するでしょうね。
両方正面からみたらなんですが、やはり歯の位置がズレているように見えます。
しかし、抜け方のバランスとしては歯1本ぶんくらいなので、もしかしたら角度の問題などで、同じ人格、という事もあるのかも。
このあたりには謎ばかりが残る状況になっているのでなんとも言えないところですが、“1人じゃない”ということは間違いないところでしょう。
 

ルフィと分かり合えないナミのセリフ

ナミの『仲間がいたの?』というセリフに対して、ルフィとゾロは無言のまま。
上述したベラミーとのケンカに関する次のシーンを思い返してみてください。
日頃から暴れたくてしかたがないルフィに対して、『ケンカしないように誓いなさい』とナミ。
ベラミーに夢を笑われた後は、『このケンカは絶対に買うな』というルフィと、「なんでやり返さなかったのよ!」とナミ。
ルフィは無言のまま、ケンカを買わない理由、やり返さない理由を答えませんでした。
ナミには可哀想ですが『お前に言っても、理解されないだろう』このような心情だったのではないでしょうか。
ルフィの信念をナミは感じ取ることができず、理解できない。
かみ合わず、分かり合えない。
この前提で、次のセリフを見てみます。
ナミ『ねえ・・あいつ空島について、何か知ってのかも・・何者かしら』
ルフィ『さぁ・・それにあいつじゃねェ』(空島について知っているかどうかは、重要じゃない。それより、あいつは一人の人間とは思えない)
ナミ『?あいつじゃない?じゃ、なに?』(空島について知っているのは、あいつじゃないとしたら誰なの?)
※かみ合っていない
ゾロ『あいつらだ、たぶんな』
ナミ『どういう事よ?今の奴に仲間がいたの?どこに?』
ルフィは、それ以上語りません。
ルフィとナミとの会話が噛み合わず、分かり合えないことを示しているのではないでしょうか?
 

深い意味があるのか?!

ルフィとゾロのセリフ(あいつ、あいつら)はナミの考えに及ばない何かであることを意味し、“黒ひげに仲間がいるいないの問題ではない”、”あいつは気味が悪い、一人の人間とは思えない”ということを意味しているのではないかと推測しまです。

漫画『ワンピース』黒ひげ複数人説は本当なの?!

黒ひげが一人の人間ではない(多重人格、複数人が内在)という説は、他の方の考察も含みますが、次のような裏付けがあります。
ルフィと同じ『最悪の世代』の海賊のひとり、マーシャル・D・ティーチ。
『黒ひげ』と呼ばれる彼は、四皇の一人に君臨しています。
 

複数人と思われる6つの根拠

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出典:https://matome.naver.jp/odai/2138918244797509001/2138963860129252203
ここでは『黒ひげの正体』を軸として、黒ひげにまつわる様々な謎&秘密について考察したいと思います。
 

海賊旗が3つのドクロマーク

3つ頭(3つの脳・心・人格)のケルベロス
 

シャンクスが黒ひげから受けた目のひっかき傷

ケルベロス(犬)の爪(かぎ爪を装着するシーンがあるが。。)
 

複数の悪魔の実の能力を有する

複数人が内在(3種類の悪魔の実=3人?)
 

マルコのセリフ『体の構造が異形』

複数人が内在(複数の臓器(心臓?)があるなど)
 

エースのセリフ『人の倍の人生を生きている』

ケルベロスは地獄の番犬として眠らない設定
 

モンキー・D・ルフィの天敵としての『犬猿の仲』

イヌイヌの実、モデル・ケルベロス?
 

複数人説は確定事項?!

黒ひげには複数の人格が宿っていて、それを表現するためにゾロは『あいつら』って表現しています。
たしかに、歯の欠けた本数が違うのもありますしね!

漫画『ワンピース』ルフィとゾロは知っていたからあの発言をしたの?

ルフィとゾロが見抜いたものと『あいつら発言』の背景
ルフィとゾロは、何を持って目の前にいる男が『あいつら』と表現できる相手だと分かったのでしょうか?
黒ひげのこの一言が判断の根拠になったことは、おそらく間違いないのでしょう。
 

かなり大きな伏線が?

ルフィやゾロは、黒ひげの価値観をあのシーンで理解するのは難しいです。
しかし、とってもシンプルなフレーズで表現されていたので、引っかかったファンも多かったのではないでしょうか?
分かりやすいと思うんです、ルフィ&ゾロでも。
つまり、ルフィやゾロは悟ったのです。
黒ひげの価値観が、現象の理由を解明していく政府寄りの科学者たち(Dr.ベガパンクなど)や、夢を否定する海賊たち(ベラミーなど)とも相反するものだということを。
そういう考え方はいかがでしょうか?
 

価値観が違う人は打ち破る?

黒ひげが、その『相反する価値観の者たち』に挑むとも思える発言をしていましたよね。
高みを目指せば…、とか、人を凌ぐとか。
つまりルフィやゾロは、黒ひげが価値観の相反する者たちを打ち破ろうとしていた事までを見抜いていたという考え方はできないでしょうか?
そして、打ち破る考えを持っているならば『たぶん』この男1人だけではないはずです!
そういう考え方が根底にあって、例の『あいつら発言』が出たのではないでしょうか!?
 

黒ひげが目指す価値観について

黒ひげが否定した『新時代』の価値観
『あいつら発言』がケルベロスとは関係ないと仮定した上で、まず黒ひげがどんな意見を否定していたのかについて考えてみましょう(*^▽^*)
黒ひげは、ベラミーの言う、そしてベラミー海賊団が共通して思い描いている『新時代』というものに対して、アイツらの言う“新時代”ってのはクソだと否定しています。
じゃあ、ベラミーたちの掲げる『新時代』っていうのは、大まかにどんな価値観の元にあるのかをふり返ってみましょう。
ベラミーは、ノックアップストリームについて少し触れつつ、『バカな現象には全て理由があるもんだ “夢”の理由なんざ今に全て解明される!!』と言っています。
これは、科学者Dr.ベガパンクが様々な現象を解明していることを示しているようにも解釈できないでしょうか…?
さらにそのあとベラミーは、黄金郷  エメラルドの都  大秘宝『ワンピース』
と、具体的なものを挙げながら、夢を追うものを見るとムシズが走るとまで、強い嫌悪感を抱いていました。
 

価値観は理想派?

どちらかというとベラミーたちの掲げている『新時代』の価値観は理想より現実を大切にする価値観なのだと考えられます。
そして、黒ひげはその価値観を否定しているんですね。
たった一言で表現するなら、黒ひげは『理想主義者』ということでしょうか。
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まとめ

ワンピースの考察を見る限り、黒ひげに対する謎や秘密は結構多いですので、いずれその素顔が分かると思いますね。
これまでワンピースに登場してきたキャラクターとは、見かけや能力など様々な面で異色のキャラクターといえるのではないでしょうか?
もし黒ひげが複数人であれば、複数の能力を持っていても不思議じゃないと思いますので、そんな意味を含めて『あいつら』発言が飛び出したのかもしれないですね。
 

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