炎炎ノ消防隊の評判・評価、口コミ
炎炎ノ消防隊の評判は、主人公の森羅日下部を始めとして、所属する第8特殊消防隊の大隊長以下、メンバー全員が個性的かつ魅力的と好評です。
人々が突然発火する人体発火現象と、人体発火現象により誕生する焔ビト、その秘密に迫る物語の展開が評価されています。
また伝道者と呼ばれる敵の一味も個性的で、度々主人公達の前に立ちはだかります。
基本的に能力バトルアクションものの漫画作品なので、掲載誌は少年向けで読者層も若いですが、かつて少年漫画を楽しんでいた大人にも人気があります。
つまり幅広い読者層の獲得に成功している作品ですから、累計発行部数が1千万部を突破しているのも納得です。
この数字は日本国内だけでなく、全世界を含めての数字なので、世界規模で評価されたり人気が高まっていることが分かります。
ジャンルはダークファンタジー、あるいはサイエンスファンタジーに分類されますが、物語の舞台は東京皇国という現実の日本に似た国です。
その為ファンタジー要素は強いですが、現実的な要素も散りばめられている作品となっています。
漫画が原作なので単行本の売れ行きが好調ですし、既刊25巻にしてアニメ第2期も作画のクオリティ、物語の展開共に評判です。
電子書籍版も既に定着しており、1巻から最新巻まで読めることに加えて、第1巻は無料で試し読みできることが多いのが魅力です。
口コミは好評で平均評価は非常に高いですし、主人公は真っ直ぐでヒロインは可愛らしく、男性陣も魅力的なキャラクター揃いと隙のない作品です。
母親を人体発火現象で亡くして弟も亡くなったと思われていましたが、実は生きていて敵の手に落ちていることが判明します。
当初、森羅は母親と弟の敵討ちを目的に特殊消防隊に入りますが、後に母親も生きている可能性を知ったことで方針を変え、焔ビトから人間に戻す方法を探すことになります。
謎多き作品ではありますが、少年漫画なので分かりやすく読みやすいと思います。
炎炎ノ消防隊のあらすじ
炎炎ノ消防隊のコミックのあらすじは、太陽暦佰九拾八年の東京皇国において、世界は大災害を機に始まった人体発火現象、焔ビトの脅威に苛まれている状況から始まります。
人体発火現象は突然人の体が燃え出し、瞬く間に全身が焼かれますが、自我を失いながらも自らが燃え尽きるまで周囲を焼き尽くすのです。
そんな脅威から一般市民を守る為に組織された特殊消防隊は、人体発火現象の謎の解明と、解決策の究明という使命を帯びています。
森羅日下部は、幼少期からヒーローというものに憧れていましたが、12年前に火事で母親と弟を亡くしているのです。
森羅は足から炎を出せる第3世代の能力を活かし、訓練校を卒業して第8特殊消防隊に配属されることになります。
体から炎が出る体質が出火原因と周囲に噂されたり、事件の影響で感情のコントロールが難しくなったことで、ぎこちない笑顔が悪魔と揶揄されてきました。
しかし森羅は火事の現場で第三者がいたことを手掛かりに、周囲から迫害されながらも、真犯人を捕まえて濡れ衣を晴らそうとします。
母親や弟のような犠牲者を出さない為にも、森羅は日々仲間達と共に訓練や消防活動に励みます。
突如森羅の前に現れたジョーカーと名乗る謎の男によって、ようやく弟に繋がるヒントを得ることになります。
そこから焔ビトの秘密に関わる伝道者一派の尻尾を掴み、消防隊と戦いを繰り広げて行くことになるのです。
所属の第8特殊消防隊では、正義感溢れる上官や気の置けない仲間、頼りになる先輩達と一緒に真相究明へと乗り出します。
ジョーカーとは何者で、なぜ森羅の弟が生きていることや秘密を知っているのか、伝道者一派の目的など目が離せない展開が待っています。
炎炎ノ消防隊の主要人物紹介
森羅日下部は第8特殊消防隊配属の二等消防官で、第3世代に部類される炎を操る能力者でもあります。黒髪の短髪で見た目から動きが軽そうですが、実際に軽やかな動きで敵を翻弄したり圧倒します。
アドラバーストと呼ばれる特殊な炎の使い手で、この炎を理由に伝道者一派から目をつけられることになります。
アーサー・ボイルは騎士を自称する第8所属の隊員で、森羅と同い年の17歳の同僚です。
能力も同じ第3世代ですが、森羅のものとは異なり、炎が出るエクスカリバーと名付けられた剣で戦うのが特徴です。
純粋な戦闘能力は高いですが、頭脳労働に関することは苦手で、どこか抜けているところが魅力でもあります。
第8の大隊長を務める秋樽桜備は無能力者ですが、持ち前の正義感と鍛え上げられた肉体によって、一般消防官から成り上がった人物です。
仲間の面倒見が良いことから信頼されており、明るい性格もあってムードメーカー的な側面も持ち合わせますが、火災現場や遺族の前では配慮を欠かさないところがあります。
中隊長の武久火縄は第2世代で、ファッションセンスが独特な人物ですが、銃火器を使う戦闘能力は高く、重要な戦力となっています。
茉希尾瀬は森羅の上官で、第2世代の能力と筋肉質な肉体を使って、仲間の支援や体術を使った戦闘をこなします。
アイリスは聖陽教会のシスターで分類的には無能力ですが、焔ビトの魂を鎮魂する為に祈りを捧げるのが仕事で、隊員達を見守りながら心理的にサポートしています。
他にも、第1特殊消防隊から研修で配属されている環古達、科学捜査官として配属されたヴィクトル・リヒト、技術面で支えるヴァルカン・ジョゼフと魅力的な面々です。
実力派で第1の大隊長を務めるレオナルド・バーンズ、森羅の弟で伝道者一派に身を置く象日下部など、目が離せない登場人物ばかりです。