聖女の魔力は万能ですの評判・評価、口コミ
『聖女の魔力は万能です』は橘由華氏によるライトノベルです。
「小説家になろう」において「タチバナ」名義で連載されていたWeb小説が元になっており、2017年2月にはカドカワBOOKSから単行本化されました。
珠梨やすゆき氏がイラストを担当しています。2017年7月からはメディアミックスとしてのコミカライズが、藤小豆氏によって『ComicWalker』(無料漫画配信サイト)で連載されています。
『魔女の魔力は万能です』はどんな評判なのでしょうか。
異世界もの、転生もののストーリーで、絵もキレイでヒロインも可愛いとの評価があります。総じてファンタジー好きには評判がいいようですね。
2人の聖女が召喚されて、このチートっぷりが気持ちいいという声もあります。
登場人物のほとんどはいい人なので、ほっこりして、イヤな感じはなく読み進められます。
ストーリー展開は、ありがちな異世界ものとは違った視点があるので、続きが気になる人が多いようですね。
魔法を使っているうちに、ヒロインがどんどんキレイになったり、イケメンがたくさん登場したりします。それぞれが魅力的なキャラクターなので、恋愛要素が絡んでくるところも楽しみなポイントです。
ストーリーの唐突さを気にした口コミもありますが、ファンの間ではなかなか評価が高い漫画です。
電子書籍が読める人にはおすすめの作品ですね。
2020年にはアニメ化が決まったことも発表されています。
スピンオフ漫画の『聖女の魔力は万能です ~もう一人の聖女~』も『ComicWalker』で連載中ということもあり、『魔女の魔力は万能です』の人気は今後もますます高まりそうです。
手軽で便利な電子書籍を利用もすれば、今すぐに作品の魅力に触れられますよ。
聖女の魔力は万能ですのあらすじ
『魔女の魔力は万能です』のあらすじについては、まずこれは異世界召喚がベースとなった物語ということです。
ありふれたOLのセイは、ちょっと仕事中毒な日々を送っていました。そんな彼女がある日突然、異世界に召喚されてしまいます。
そんな目に遭わせられたのに、召喚した方が「こんなん聖女じゃない」と言い放って、セイを放置してしまうのだからビックリです。
舞台になっているのはスランタニア王国、この国では恐ろしいことが度々起こってきました。瘴気に覆われ、大量の魔物が発生するのです。
それを救ってきたのが聖女で、でも今回は頼みの聖女が現れなかったので、セイ・小鳥遊聖(たかなしせい)が現代の日本から転移してきたというわけです。
セイと同じく御園愛良(みそのあいら)も転移してきて、つまり「あれ?ふたり?」という状況です。
そこで王国の第一王子は愛良の方に「貴女か?」と聞き、一方セイには「こんなん聖女じゃない」と言うことになったのです。
怒ったセイは王宮を飛び出して、新たな生活を始めます。
聖女の肩書きを隠して薬用植物研究所の研究員となりました。
召喚から三ヶ月後には、セイが作ったポーションが王国の役に立ちます。魔物討伐で被害を受けた団長のアルベルト・ホークたちを回復させたのです。
この後もホーク団長率いる魔物討伐にセイは参加し、聖女の術を使って魔物を浄化したり、消滅させたりします。
ポーション作りや化粧品作りをして、自分の魔力で周囲の期待にこたえていきますが、そんなことをしているので、次第に「聖女疑惑」を持たれてしまいます。
できれば聖女とバレないで、夢の異世界でのスローライフを続けたいと思っているのに・・セイはどうなってしまうの?という展開になっています。
続きが気になったら、電子コミックで読むのもおすすめです。いつでもどこでも、スマホでも読めるので便利ですよ。
聖女の魔力は万能ですの主要人物紹介
主要人物としてまず紹介するのは、小鳥遊聖(たかなしせい)、セイです。
もともとは現代の日本でOLをしていた20代女性です。ありふれたどこにもいるような存在で、でも仕事は頑張っている「仕事中毒」な一面もあります。
平凡に暮らしていましたが、スランタニア王国を救うために、過去の魔導書を紐解いて見つけた「聖女召喚の儀」によって喚び出されてしまいます。
御園愛良(みそのあいら)も同じ理由でこの国に喚び出されましたが、ふたりの運命はここで大きく分かれてしまいます。
王宮を出たセイは薬用植物研究所で働きながら、自らの聖女パワーを発揮して人々を助けていくのですが・・・。
アルベルト・ホークは、第三騎士団の団長で、何かとセイと関わることの多い人物です。
一見すると、「氷の騎士様」と呼ばれるほどのクールさですが、実はそんなこともなく、セイの前では本当の顔を見せているようです。
ヨハン・ヴァルデックは、セイが勤めている薬用植物研究所の所長です。
面倒見がよくて親切な人柄です。大人な魅力があり、第三騎士団の団長・アルベルトとは幼なじみのようです。
ジュードは薬用植物研究所の研究員で、セイの教育係です。
所長のヨハン同様、面倒見がよくて、明るくて人懐っこい人物です。セイの料理をつまみ食いしているシーンは和みポイントですね。
ユーリ・ドレヴェスは、宮廷魔道師団の師団長です。
宮廷魔道師団というのは魔力や魔法が使える者たちの集まりで、ユーリはセイの能力に興味津々になっています。
これらの主要人物の他にも、魅力的なキャラクターがたくさんいて、しかもイケメン揃いです。
恋愛模様も気になる展開ですが、セイの研究に対する姿勢に惹かれている人も多いようです。今後も予測不能なストーリーなので、ますます楽しみになってしまいます。